事業モデル

同社はデジタルエンターテインメント、スポーツ、ライフスタイル、投資の4つの主要事業を展開しています。デジタルエンターテインメント事業では「モンスターストライク」を主軸に、ユーザーからの有料サービス利用料を主な収益源としています。

スポーツ事業ではプロチーム経営や海外を含むソーシャルベッティングを提供し、興行収入や販売委託料を得ています。ライフスタイル事業は、SNSや写真・動画共有アプリなどの運営を通じて、広告料や利用料を獲得する構造です。

KPI

最新の連結会計年度において、売上高は171,369百万円(前年同期比10.7%増)を記録しました。一方で営業利益は22,256百万円(同16.3%減)、経常利益は24,700百万円(同6.8%減)となっています。

セグメント別では、スポーツ事業が売上高65,848百万円(前年同期比63.8%増)と大幅な成長を見せました。ライフスタイル事業も売上高17,159百万円(同16.0%増)となり、黒字に転換しています。

成長ドライバー

スポーツ事業においては、2025年9月に子会社化したPointsBet Holdings Limitedの統合や、国内での「TIPSTAR」等の成長が寄与しています。また、海外市場におけるソーシャルベッティングの確立とトッププレイヤーを目指す戦略を推進しています。

ライフスタイル事業では、「家族アルバム みてね」の注力領域における売上伸長や、予約アプリ「minimo」の成長を見込んでいます。デジタルエンターテインメント分野でも、インドを含む海外市場での展開を加速させる方針です。

リスク

主力製品である「モンスターストライク」の売上は、ユーザー数や課金意欲といった変動の激しいトレンドに左右されるリスクがあります。また、特定のタイトルへの高い依存度があるため、競合他社の参入等による競争力の低下が懸念されます。

さらに、事業運営においてAppleやGoogleなどのプラットフォーム運営事業者に実質的に依存している点が挙げられます。技術革新のスピードが速い業界特性上、適切な対応が遅れた場合には競争力が低下する可能性も含まれています。

競合

モバイルゲーム市場は参入障壁が低く、国内外の多くの企業との激しい競合にさらされています。特に同社提供のサービスと、家庭用ゲーム機や動画共有サイトなどの他種娯楽サービスとは、ユーザーの滞在時間を奪い合う間接的な競合関係にあります。

これらの競争環境に対応するため、同社は独自の決済チャネルの活用によるコスト効率化や、多角的な事業ポートフォリオの構築を進めています。また、技術革新への迅速な対応に向けた優秀な人材の確保にも取り組んでいます。

バリュエーション

2026年8月1日の市場データに基づくと、同社の株価は2,896円(2026-07-31時点)となっています。この時の時価総額は約1891.4億円と算出されています。

投資指標としては、PERが11.22倍、PBRが1.03倍となっており、配当利回りは6.56%を記録しています。これらの数値は提供された最新の市場データに基づいた評価となります。