事業モデル
同社はリユース事業、フードサービス事業、地方創生事業の3つを主要なドメインとして展開しています。リユース事業では「ハードオフ」や「ブックオフ」などの大手ブランドとフランチャイズ契約を結び、国内および海外で広範な店舗網を構築しています。
フードサービス事業では、「モスバーガー」等の加盟店に加え、自社開発のオリジナルブランドを展開し、多様なニーズに対応する体制を整えています。地方創生事業においては、温浴宿泊施設や生産物販売を通じて地域活性化に寄与しており、多角的な事業ポートフォリオにより安定した経営基盤を構築しています。
KPI
同社は効率性を重視し、売上高経常利益率を重要な経営指標として掲げています。当期実績の売上高経常利益率は9.1%であり、目標とする10%に向けた改善に取り組んでいます。
リユース事業では、前年比で売上高が9.0%増、セグメント利益が2.9%増加する堅調な推移を見せています。フードサービス事業においても、売上高が1.9%増となる一方で、セグメント利益は29.6%増と大幅な改善を達成しています。
成長ドライバー
リユース事業においては、九州地方や海外(カンボジア、タイ)での店舗展開を加速させるとともに、適切な売価に基づく買い取り力の向上を目指しています。特に強みを持つリアル店舗の出店を推進し、既存店の強化にも注力する方針です。
フードサービス事業では、モスバーガーのリアル店舗出店に向けた体制構築や、新規出店のための人的体制の整備を進めています。また、地方創生事業においては、行政や地域との信頼関係を深めながら、将来性の高い分野へ経営資源を重点的に投入し、地域の魅力向上と成長の両立を図ります。
リスク
フランチャイズ契約において、本部が定めるルールへの遵守が求められ、違反した場合には営業停止や信用低下のリスクが存在します。また、本部の経営方針による商品政策の変化が、客数や客単価に影響を及ぼす可能性も含まれています。
リユース事業特有の課題として、中古品の仕入れ状況が市場動向や競合動向により不安定になるリスクがあります。さらに、店舗運営における人材の確保や育成が滞った場合、サービス品質の低下や店舗運営への支障を招く可能性があるため、継続的な教育体制の構築が求められています。
競合
リユース事業においては、大手フランチャイズ本部との強固な連携のもと、競合他社との差別化を図りながら出店余地の確保に努めています。特に九州や海外など特定の地域において、独自のネットワークを活かした店舗展開を進めることで優位性を構築しています。
フードサービス事業では、大手チェーンの安心感と自社開発ブランドの独自性を組み合わせた展開を行っています。地方創生事業においては、行政や地域との密接な連携を通じて、他者が参入しにくい独自の観光資源としての地位を確立し、競争優位性を確保する戦略をとっています。
バリュエーション
2026年8月4日時点の市場データにおいて、同社の株価は4,225円となっています。この時点での時価総額は約37.6億円であり、PERは7.63倍と算出されています。
また、同日のデータに基づくPBRは1.06倍となっており、配当利回りは3.31%を記録しています。これらの指標は、現在の事業規模と収益性を反映した評価となっています。
