事業モデル
同社は純粋持株会社として、グループの戦略策定や経営モニタリングを行いながら、多角的な事業を展開しています。主な事業構成は、カウンセリングやメディアを含むプラットフォーム事業、ISPやMVNOを提供するブロードバンド事業、そして医療系サービスを展開するメディカル事業です。
さらに、SaaS・DX事業を通じて企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しており、既存の強固なユーザー基盤を活用した新たな柱の構築を進めています。各事業は独自の市場環境に対応しており、多角的なポートフォリオによる持続的な成長を目指す構造となっています。
KPI
当連結会計年度において、売上高は10,796,739千円(前年同期比18.8%増)を記録しました。一方で営業利益は454,048千円となり、前年同期比では1.6%の減となりました。
セグメント別では、メディカル事業が2,874,314千円(前年同期比200.1%増)と大幅な成長を見せました。プラットフォーム事業は売上高3,396,170千円、ブロードバンド事業は3,613,647千円となっており、各事業の規模感と動向が明確に示されています。
成長ドライバー
成長の柱として、メディカル事業における診療科目の拡大やクリニック数の増加による顧客利便性の向上が挙げられます。特に美容医療市場は拡大傾向にあり、同事業への積極的な投資が期待されています。
また、SaaS・DX事業においては、人手不足を背景とした企業のIT投資意欲の高まりを追い風としています。中期経営計画「EXCITE300」では、2028年3月期に向けた売上高や営業利益の目標数値を掲げ、既存事業の深化と新規事業の探索の両立を目指しています。
リスク
インターネット関連事業においては、通信環境の悪化やスマートデバイス普及の鈍化、さらには広告収入を主とするメディア事業における景気変動の影響がリスクとして挙げられます。
また、個人情報の漏洩による信用の失墜や、医療法・薬機法などの厳格な規制への対応も重要な課題です。特にメディカル事業では高度な法令遵守が求められ、不適切な広告表示や運用体制の不備が経営に影響を及ぼす可能性があるため、専門家と連携した管理体制の維持に努めています。
競合
同社はインターネットを基盤とした多様なサービスを展開しており、競合環境においては独自のポジションを確立しようとしています。プラットフォーム事業ではカウンセリングやメディアを通じてユーザーとの接点を構築しています。
ブロードバンド事業では、10ギガ光回線の普及など技術的な変化に対応しながらシェアの維持を図っています。SaaS・DX分野においても、企業のデジタルトランスフォーメーション需要を取り込むことで、競合他社との差別化を図る戦略をとっています。
バリュエーション
2026年8月10日時点の株価は986円となっており、同日の時価総額は約47.4億円です。この時点でのPERは18.80倍、PBRは1.32倍と算出されています。
また、同日時点の配当利回りは3.32%となっています。これらの指標は、提供された最新の市場データに基づいた数値です。
