事業モデル

同社は遊技機事業とゴルフ事業を主軸とする「総合レジャー企業」として事業を展開しています。遊技機事業では、パチンコおよびパチスロ機の開発・製造・販売を行い、独自のノウハウに基づいた製品提供を行っています。

ゴルフ事業においては、ゴルフ場の運営や経営管理を行うほか、新規ブランドの展開や付加価値サービスの拡充を進めています。両事業を柱とすることで、レジャー産業における多角的なアプローチを実現しています。

KPI

中期経営計画において、売上高、営業利益、EBITDA、ROE、および純有利子負債/EBITDA倍率を重要な経営指標として掲げています。2028年3月期に向けた具体的な数値目標も設定されています。

特に成長性に関しては、2028年3月期に売上高3,270億円、営業利益730億円、EBITDA1,060億円を目指しています。また、資本効率の向上としてROE 11.3%、財務健全性の確保として純有利子負債/EBITDA倍率4.7倍を目標としています。

成長ドライバー

ゴルフ事業では、M&Aを通じた規模拡大に加え、若年層や女性向けの訴求強化、さらには「Night Golf」や「Cool Cart」といった独自の付加価値サービスの拡充を進めています。また、直販比率の向上を目指す予約システムの導入など、収益力の強化を図っています。

遊技機事業においては、データとファクトに基づく開発プロセスの構築や、AIを活用した開発のDX推進により、製品の競争力維持と生産性の向上を追求しています。これらの取り組みを通じて、両事業における持続的な成長を目指す方針です。

リスク

ゴルフ事業においては、少子高齢化に伴うプレー人口の減少や、施設老朽化、人件費高騰といった構造的な課題に直面しています。また、自然災害による施設の被害や、感染症の流行によるレジャー需要の減退が経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

遊技機事業では、パチンコホールの経営環境悪化やプレーヤーの嗜好の変化がリスク要因となります。さらに、財務面ではM&Aに伴う有利子負債の増加により、金利上昇局面における資金調達コストの増大や、財務制限条項への抵触に対する注意が必要です。

競合

ゴルフ事業においては、競合他社との差別化に向けた独自のサービス展開やブランド構築を推進しています。特に高付加価値なコース運営や、特定のターゲット層へ向けたアプローチにより、市場内での優位性を確保する戦略をとっています。

遊技機事業では、パチンコホールの経営環境が厳しさを増す中で、差別化された商品の創出や原価低減による収益性の向上が求められています。プレーヤーの嗜好を迅速に捉えた機種開発を行うことで、競争の激しい市場におけるポジションの維持を図っています。

バリュエーション

2026年8月13日時点の株価は2,148円であり、同日の時価総額は約2091.9億円となっています。この時点でのPERは17.92倍、PBRは0.84倍と算出されています。

また、同日時点の配当利回りは3.77%となっており、投資家に対して一定の還元姿勢を示しています。これらの数値は提供された最新の市場データに基づいたものです。