事業モデル

同社は「健康な未来」を掲げ、ヘルスケアソリューション事業と在宅サービス事業を展開しています。ヘルスケアソリューション事業では、リハビリ型デイサービス「レコードブック」の運営や、介護専門サイトを通じたシルバーマーケティング支援、DXソリューションを提供しています。

特に「レコードブック」は、運動指導チームによる質の高いプログラムを強みとし、直営およびフランチャイズの両形態で展開しています。また、11万人以上のケアマネジャーが登録するプラットフォームを活用し、介護現場の課題解決に向けた多角的なサービスを展開しています。

KPI

同社は経営指標として、ROE(自己資本利益率)および売上高営業利益率を重視しています。これらの数値を向上させることで、企業価値の最大化を目指す方針です。

直近の業績では、売上高が前年比14.2%増の5,892,513千円となり、営業利益も33.8%増の536,751千円と伸長しています。特にDXソリューション事業や在宅サービス事業において、成長に向けた施策が奏功していることが伺えます。

成長ドライバー

成長の柱の一つは、リハビリ型デイサービス「レコードブック」の店舗ネットワーク拡大です。直営およびフランチャイズの両面で展開を加速し、既存店舗の稼働率向上やロイヤルティ収入の積み上げを図っています。

もう一つの成長要因は、DXソリューション事業の強化です。2026年3月期より新たに連結子会社とした企業の参入により、中規模介護事業者向けのシステム提供を拡大しています。また、高齢化に伴う健康寿命延伸ニーズや、企業における仕事と介護の両立支援需要の増加も追い風と見られています。

リスク

主なリスク要因として、介護保険制度の改正や報酬改定による収益への影響が挙げられます。2027年に予定される改定では、人材確保に向けた処遇改善やDX推進などの議論が進められており、制度設計の変化を注視する必要があります。

また、深刻な人手不足に伴う有資格者の確保難や、高齢者向けのサービス提供における安全管理・健康管理の徹底も重要な課題です。さらに、フランチャイズ展開においては、周辺環境の変化やコスト上昇により、加盟店の運営状況が悪化するリスクも内包しています。

競合

介護福祉および予防介護市場は参入障壁が必ずしも高くなく、複数の事業者が参入している状況にあります。しかし、同社は長年の運営によるノウハウ蓄積や独自のエリアマーケティングシステムを構築しており、優位性を確保していると認識しています。

特に「レコードブック」ブランドの確立や、広範なケアマネジャーネットワークを活用した戦略が差別化要因となっています。今後も大手企業の参入可能性は否定できないものの、特化した運動プログラムやプラットフォームの活用により競争優位を維持する方針です。

バリュエーション

2026年8月13日時点の市場データにおいて、同社の株価は892円となっております。この時点での時価総額は約46.8億円と算出されています。

また、同日のデータに基づくPERは20.32倍、PBRは2.62倍となっています。配当利回りは2.85%を記録しており、これら指標に基づき投資判断が行われることとなります。