事業モデル

同社はアミューズメント施設の運営と、機器・関連商品の販売という2つの柱で事業を展開しています。施設運営では「明るい・安心・三世代」をモットーに掲げ、景品ゲームやメダルゲームを中心に多種多様なロケーションへ展開する独立系の強みを活かしています。

アミューズメント機器販売事業においては、自社店舗でのノウハウを活かしたコンサルティングを含むトータルセールスを提供しています。また、広告代理店業やトレーディングカード事業など、多角的な事業展開を通じて収益基盤の強化を図っています。

KPI

当連結会計年度において、売上高は20,729,545千円(前年同期比24.1%増)と大幅な伸長を記録しました。これに伴い、営業利益は1,757,326千円(同35.7%増)、経常利益も1,741,997千円(同35.2%増)となり、いずれの段階利益も過去最高を更新しています。

アミューズメント施設運営事業では、新規出店による効果と景品ゲームの人気継続により、売上高が前年同期比24.2%増となりました。一方で、機器販売事業は数量の増加があるものの、特定の取引減少により売上高が16.0%減となるなど、セグメントごとに異なる動向を見せています。

成長ドライバー

成長の主要な要因は、過去最高の出店数による規模拡大と、景品ゲームに対する高い需要です。特にアミューズメント施設運営事業において、新規店舗が想定以上の成果を上げ、コスト増を吸収しながら収益性の向上に大きく寄与しています。

また、トレーディングカード事業やECサイトを通じた独自商品の販売など、新たな顧客層の取り込みに向けた施策も展開されています。今後もM&Aの活用や、点から面への店舗網拡大を通じて、さらなる成長を目指す方針です。

リスク

主なリスクとして、景気動向や消費者の可処分所得の変化によるレジャー支出の減少が挙げられます。また、少子化の進行や競合他社との競争激化により、将来的な客数の確保に影響を及ぼす可能性も考慮されています。

さらに、人材の確保・育成が運営の鍵となる一方で、深刻な人手不足が課題となります。加えて、特定の経営者への依存度や、金利上昇による有利子負債の負担増など、財務面および組織体制におけるリスクも特定されています。

競合

アミューズメント業界では店舗数の減少が進む一方で、個々の店舗での規模拡大や機器の増台が進んでおり、競争は激化しています。同社はこれに対し、独自の接客力による差別化戦略を推進し、顧客との信頼関係構築に注力しています。

競合に対する優位性の源泉として、独立系としての機動力と、店舗運営ノウハウを活かしたコンサルティング能力を挙げています。また、アミューズメントとスポーツの融合やオリジナル商品の活用など、多角的なアプローチで差別化を図っています。

バリュエーション

2026年8月13日時点の市場データにおいて、同社の株価は3,160円となっています。この時の時価総額は約125.7億円であり、PERは11.17倍、PBRは2.13倍と算出されています。

また、同日のデータに基づく配当利回りは1.90%となっています。これらの指標は、アミューズメント事業の安定した成長と、過去最高益を更新する勢いのある業績推移を反映しています。