事業モデル
同社は伊豆シャボテン動物公園グループを中心としたレジャー事業を主軸に展開しています。具体的には、伊豆半島内の各公園によるレジャー事業、全国6カ所の動物ふれあい施設を展開するアニタッチ事業、および宿泊施設を提供するホテル事業の3本柱で構成されています。
これらの事業は、独自のブランド力を活用しながら、施設の魅力向上やイベント拡充を通じて顧客満足度の向上を図るモデルです。各事業間での協力体制を強固にすることで、相乗効果による収益向上を目指す戦略をとっています。
KPI
同社は経営指標として営業利益を重視しており、多額の投資を行う施設特性を鑑み、減価償却費を加算したEBITDAも重要な指標として取り扱います。当連結会計年度の売上高は5,591百万円(前年同期比1.9%増)となりました。
セグメント別では、レジャー事業が3,662百万円、アニタッチ事業が1,226百万円、ホテル事業が703百万円の売上を計上しています。また、レジャー事業における来場者数は前年同期比で56千人減少したものの、アニタッチ事業は独自の立ち位置を確立しています。
成長ドライバー
中長期的な成長戦略として、アニタッチ事業については2029年3月期までに現在の倍となる12店舗を目指す方針を掲げています。また、レジャー事業においては新設アトラクションや既存設備の修繕を通じた施設魅力の向上に注力しています。
さらに、SNS等を活用した認知度の向上や、イベントによる話題性の創出、オリジナル商品の開発・販売といった物販の拡充も重要な成長因子です。これらの施策を通じて、より広範な層へのアプローチと集客力の強化を図る方針です。
リスク
事業運営におけるリスクとして、天候や気温などの自然要因による入園者数の変動、および地震や火災等の災害による施設被害や需要減退が挙げられます。また、動植物の管理において病気の蔓延や異常気象による影響も懸念される要素です。
さらに、人材確保の難化やコンプライアンス違反による信頼失墜、個人情報の漏洩といった運営上のリスクにも対応が必要です。特に伊豆半島に拠点が集中しているため、地域の観光産業の動向が業績に影響を及ぼす可能性も認識されています。
競合
同社は伊豆半島における主要なレジャー施設として、地域特有の強みを活かした運営を行っています。競合他社との差別化要因として、独自のブランドスローガンに基づく施設作りや、アトラクションの継続的な更新が挙げられます。
また、アニタッチ事業においては全国展開を行うことで、特定の地域に限定されない顧客接点を構築しています。レジャー事業におけるイベント拡充や物販の充実により、競合に対する優位性を確保する戦略を推進しています。
バリュエーション
2026年8月13日時点の市場データにおいて、同社の株価は479円となっています。この時点での時価総額は約88.4億円であり、PERは10.53倍、PBRは1.40倍と算出されています。
また、同日のデータに基づく配当利回りは4.18%となっており、安定した収益基盤を背景とした評価が見て取れます。これらの数値は、提供された最新の市場データに基づいたものです。
