事業モデル

同社は「日常に&を届ける」をミッションに掲げ、スマートフォンアプリを中心としたAPP事業と、宿泊施設運営等を行うRET事業を展開しています。APP事業では、大手出版社との連携によるマンガアプリの提供や、占いアプリ「uraraca」などのエンタメコンテンツを提供し、広告収入や課金によって収益を上げています。

RET事業においては、「&AND HOSTEL」ブランドを通じて宿泊施設の運営や不動産仲介、コンサルティングを展開しています。両事業はUI/UXデザインの構築力を共通の強みとしており、技術と感性を融合させたサービス展開を行っています。

KPI

APP事業における主要な指標として、マンガアプリの月間アクティブユーザー数(MAU)を重視しており、2023年5月末には906万人を記録しています。また、コンテンツの魅力向上により、課金ARPUおよび広告ARPUは伸長傾向にあります。

RET事業においては、円安の影響による訪日外国人客の増加を受け、宿泊施設の稼働率が高水準で推移していることが重要な指標となっています。これらの指標に基づき、各セグメントでの収益最大化を図る方針です。

成長ドライバー

成長の柱として、成熟期にあるマンガアプリ市場において大手出版社との連携を深化させ、IPを活用した新たなビジネス展開やシステム開発による効率化を進めています。また、占い事業においては積極的な広告宣伝投資を行い、さらなるユーザー獲得とサービス拡大を目指しています。

RET事業では、宿泊施設の利活用によるマネタイズや不動産コンサルティングの強化を通じて収益源の多角化を図ります。さらに、独自のIP創出や新技術への対応を通じた新規事業の創出により、持続的な成長を目指す方針です。

リスク

APP事業においては、ユーザーの嗜好の変化が激しく、コンテンツ提供の遅れが競争力の低下に直結するリスクがあります。また、参入障壁が低い市場における競合他社の増加や、技術革新への対応コスト増大も課題として認識されています。

RET事業では、景気動向や為替、地政学リスクといった外部要因による宿泊需要の変動に影響を受けやすい特性があります。さらに、不動産開発に伴う資材価格の高騰や建築費の変動、および各種法令への対応など、運営上の法的規制も重要な管理項目となっています。

競合

マンガアプリ市場は参入者が多く競争が激化しており、他社との差別化のために独自の強みが必要です。同社は大手出版社と連携することで、人気タイトルの提供とプロモーションの役割分担を行い、事業リスクの分散と優位性の確保を図っています。

競合他社に対し、UI/UXデザインの構築力を基盤としたユーザー体験の向上で差別化を図る戦略をとっています。また、単なるコンテンツ提供に留まらず、出版業界の効率化や付加価値提供に向けた新サービスの創出により、独自の立ち位置を確立しようとしています。

バリュエーション

2026年8月14日時点の株価は258円であり、同日の時価総額は約29.1億円となっています。この時点でのPBRは3.39倍と算出されています。

投資判断の指標として、市場データに基づいた評価が行われます。事業構造としては、コンテンツ提供による広告・課金モデルと、不動産関連の運営・仲介が組み合わさった形態をとっています。