事業モデル

同社は「24/7Workout」などの屋号でパーソナルトレーニング事業を展開しており、プロテインやサプリメントの販売も併せて行っています。また、子会社を通じて不動産売買や賃貸仲介を行う不動産関連事業を運営しています。

近年では、より手軽に利用できる新コースの導入や、ピラティスやフィットネスを含む複数の業態を組み合わせた「24/7SPORTS CLUB」などの新業態開発を進めています。これらの展開により、顧客層の裾野を広げるとともに、多様なニーズへの対応を図っています。

KPI

同社は経営指標として、事業規模の拡大と利益の増大を目指しており、特に売上高営業利益率を重視しています。目標とする売上高営業利益率は10%から15%の水準に設定されています。

パーソナルトレーニング事業においては、新コース導入に伴う顧客単価の低下に対し、入会金や初月割引などの販促施策を通じて、損益分岐点を超える顧客数の確保と定着を目指しています。また、不動産関連事業においても安定した収益の計上を追求しています。

成長ドライバー

成長の鍵は、親会社であるNOVAホールディングスグループとの協業による相乗効果にあります。具体的には、ノウハウを活用した新サービスやフランチャイズ店舗の開発、および広報活動の強化を通じた知名度の向上が期待されます。

また、近接する立地や共通の顧客特性を持つNOVA社グループの事業と連携し、相互送客を実現することで、効率的な新規顧客の獲得を目指しています。さらに、Webマーケティングを核とした集客手法の最適化も重要な成長戦略として位置づけられています。

リスク

同社は過去数期にわたり赤字を計上しており、継続企業の前提に関する課題に対し、コストコントロールや販促施策の強化で対応しています。しかし、資本業務提携により親会社からの資金支援や財務基盤の安定化が見込まれており、当面の懸念は低いと判断されています。

事業運営上のリスクとしては、Web広告への依存による集客効果の変動や、個人情報の漏洩、施設内での事故などが挙げられます。また、海外から輸入するトレーニングマシンの仕入コストに対する為替相場の影響や、不動産関連における物件所有者の破綻といった外部要因にも留意が必要です。

競合

パーソナルトレーニング市場は、健康意識の高まりや多様なライフスタイルの普及により、顧客のニーズが細分化する環境にあります。同社はこの中で、独自のブランド構築と新業態の開発を通じて差別化を図っています。

特に「24/7Workout」などの主力ブランドにおいて、質の高いサービスをより手頃な価格で提供する戦略をとることで、競合に対する優位性を確保しようとしています。また、不動産関連事業においても独自の立ち位置を確立し、多角的な収益基盤の構築を目指しています。

バリュエーション

最新の市場データにおいて、同社の株価は210円となっており、時価総額は約14.0億円です。PERやPBRなどの指標については、提供されたデータに基づき評価を行います。

投資判断の材料として、PBRは25.00倍と算出されています。事業構造としては、パーソナルトレーニングという実店舗を伴うサービスと、不動産関連の安定的な収益源が組み合わさった構成となっています。