事業モデル
「女性だけの30分健康フィットネス カーブス」を主軸とした、地域密着型の健康インフラを提供しています。国内ではフランチャイズモデルを採用し、ノウハウや機材の提供を通じて店舗網を拡大する体制を構築しています。
さらに、男性向けの「メンズ・カーブス」や「ピント・アップ」といった新事業も展開しており、ターゲット層の拡大を図っています。海外においても欧州を中心に拠点を構え、グローバルフランチャイザーとして世界各地で事業を展開する体制を整えています。
KPI
当連結会計年度において、会員数は前年度比5.6%増の86.3万名となり、過去最高を更新しました。顧客満足度の高さが反映され、月次退会率は過去最低水準に抑えられています。
チェーン売上高は、会費・入会金および会員向け物販売の両面で過去最高を記録し、計856億円に達しました。特に会員向け物販売の成長が顕著であり、定期便契約者数も過去最高となるなど、顧客との接点が強固な基盤となっています。
成長ドライバー
中長期的な成長に向け、2030年までに店舗数を2,600店舗、会員数を120万人まで引き上げる野心的な目標を掲げています。新規事業である「メンズ・カーブス」や「ピント・アップ」の多店舗展開が重要な成長エンジンとなります。
また、海外事業における欧州圏の店舗拡大も重要な戦略要素です。欧州では1店舗あたりの会員数および売上高が過去最高となっており、グローバルでの規模の経済を追求する方針です。
リスク
フランチャイズモデルを採用しているため、加盟事業者との関係や協力体制に課題が生じた場合、出店計画や業績に影響を及ぼす可能性があります。また、特定の単一事業への依存度が高いことも経営上のリスクとして認識されています。
原材料の輸入に依存するプロテイン製品については、為替の変動や供給元の状況による価格高騰のリスクがあります。さらに、人材確保の難化や気候変動に伴う自然災害による施設毀損など、運営環境の変化にも対応する必要があります。
競合
フィットネス業界において高い顧客満足度を維持しており、日本版顧客満足度指数(JCSI)で11年連続第1位を獲得しています。この強固なブランド力により、競合他社と比較しても安定した会員基盤を構築できています。
事業構造としては、単一のフィットネスから多角的な健康支援へと展開範囲を広げています。独自のマーケティングとノウハウの提供により、地域密着型のモデルで差別化を図り、市場での優位性を確保しています。
バリュエーション
最新の市場データにおいて、株価は935円、時価総額は約842.6億円となっています。PERは19.05倍、PBRは3.68倍と算出されています。
配当利回りは2.19%となっており、安定した収益基盤を背景とした投資判断の材料となります。これらの数値は、成長に向けた投資と現在の業績水準を反映した評価となっています。