事業モデル
同社はカー用品事業、ブライダル事業、不動産事業、建設・エネルギー事業の4つの主要セグメントを展開しています。特にカー用品事業ではオートバックス等のフランチャイズ契約に基づき、タイヤ販売や中古車販売などの小売を主軸としています。
ブライダル事業では結婚式場の運営を行い、建設不動産事業では物件の売買や賃貸管理、太陽光発電設備やEV充電システムの提供など多角的な展開を行っています。これらの事業は、都市部を中心とした良好な立地条件を活かして展開されています。
KPI
当連結会計年度の売上高は39,841百万円(前年同期比6.8%増)に達し、堅調な推移を見せています。営業利益は1,828百万円(同1.7%増)、経常利益は1,903百万円(同0.4%増)と、安定した収益性を確保しています。
純資産は前年度比で1,344百万円増加し、17,056百万円となりました。また、当期純利益も前年同期比10.3%増の1,383百万円を計上しており、資本の蓄積が進んでいることが示されています。
成長ドライバー
カー用品事業では、タイヤメーカーの値上げを見越した需要取り込みや、中古車販売への注力により売上を拡大させています。また、ブライダル事業では単価向上と法人向け案件の獲得により増収増益を達成しています。
中長期的な成長に向け、脱炭素社会を見据えた太陽光発電設備やEV充電システムの展開など、新領域への進出を加速させています。さらに、人材育成の強化やデジタル化の推進を通じて、各事業における運営効率とブランド価値の向上を図る方針です。
リスク
カー用品事業においては、フランチャイズ契約に基づく出店審査の結果により、計画通りの展開が困難になるリスクが存在します。また、ブライラル事業では少子化や未婚率の動向による市場縮小の影響を受ける可能性があります。
その他、店舗運営における自然災害や火災等の予期せぬ事故による営業中断のリスク、および個人情報の漏洩に伴う社会的信用の低下リスクを抱えています。建設不動産事業においては、金利環境の変化や資材価格の高騰といった外部要因が経営に影響を及ぼす可能性があります。
競合
ブライダル事業においては、挙式・披露宴のスタイルの多様化が進む中で、異業種からの参入や同業他社との競合による価格競争のリスクがあります。これに対し、同社は独自のコンセプト浸透とサービス品質の向上で差別化を図っています。
カー用品市場では、EVの普及や自動運転技術の進展など、モビリティ環境の変化が急速に進んでいます。同社はこうした変化に対応するため、ピットサービスの強化や中古車販売の質の向上を通じて、競合他社との差別化を推進しています。
バリュエーション
2026年8月14日時点の株価は4,820円となっており、時価総額は約70.4億円です。同日の市場データに基づくPERは5.08倍、PBRは0.42倍と算出されています。
また、同日時点での配当利回りは3.32%となっています。これらの指標から、現在の株価水準は資産価値に対して割安な評価を受けていることが示唆されます。
