事業モデル
同社は持株会社として、ドラッグストア事業を主要な事業として展開しています。医薬品、化粧品、食料品、日用雑貨など、多岐にわたる生活関連商品を幅広く取り扱うのが特徴です。
店舗運営においては、レイアウトの標準化や売場の固定化を進めることで、店舗の生産性向上と顧客の購買体験価値の最大化を図っています。また、物流の効率化やDXの推進を通じて、事業全体の効率化と顧客体験の向上を追求しています。
KPI
当連結会計年度における売上高は、1,638億8百万円となり、前年同期比で7.8%の増加を記録しました。一方で、営業利益は52億8千5百万円、経常利益は54億7千1百万円と、前年同期比ではそれぞれ3.6%、5.3%の減益となっています。
部門別では、フード食品が前年同期比10.5%増の797億6千3百万円と大きく伸長しており、全体の売上を牽引しています。また、ホーム日用品も8.0%増、ビューティ化粧品も6.9%増と、各カテゴリーで堅調な推移を見せています。
業績推移

売上高の推移(通期・直近4期)。出典は kabu-insight(yfinance 由来)の通期実績で、古い期から新しい期の順に並べた。
FY2023の売上高は1287.9億円。
FY2024の売上高は1422.4億円。
FY2025の売上高は1519.6億円。
FY2026の売上高は1638.1億円。
成長ドライバー
成長の柱として、2030年2月期までに累計450店舗の新規出店を目指す積極的な出店戦略を展開しています。特に、強固な基盤を持つ東北エリアのドミナント強化に加え、関東エリアへの初出店を含む拡大を推進しています。
また、DX戦略の一環としてAI肌診断機能を自社開発で刷新するなど、テクノロジーを活用した顧客体験の向上を図っています。さらに、物流センターの再構築や統合によるサプライチェーンの最適化により、コスト削減と品質向上を両立する体制を構築しています。
リスク
医薬品の販売規制や、大規模小売店舗立地法による規制など、法的な制約が事業展開に影響を及ぼす可能性があります。また、医薬品販売の規制緩和が進んだ場合、他業種との競合が激化するリスクも抱えています。
人材面では、薬剤師や登録販売者といった専門資格者の確保が事業継続に不可欠であり、確保が困難な場合は業績に影響を及ぼします。さらに、個人情報の漏洩による信頼失墜や、災害による店舗設備への被害、資産の減損リスクも経営上の重要課題として認識されています。
競合
ドラッグストア業界は、人口減少や高齢化による市場の変化に加え、人手不足に伴う人件費の上昇や物流コストの増加といった厳しい環境にあります。また、大手によるM&Aや業界再編の動きが加速しており、競争環境は高度化しています。
同社はこれらの環境変化を成長の好機と捉え、独自の強みを持つエリアでのドミナント強化や、DXによるオペレーションの効率化で差別化を図っています。特に、物流の高度化や店舗のレイアウト標準化を通じて、競合に対する優位性の構築を目指しています。
バリュエーション
2026年8月26日時点の市場データにおいて、同社の株価は1,684円となっています。この時点での時価総額は約338.8億円と算出されています。
同社の株価指標については、2026年8月26日時点でPERは8.44倍、PBRは0.83倍となっています。また、同日時点での配当利回りは1.72%と報告されています。
