事業モデル

同社は「BEAUTY」と「WELLNESS」の領域において、独自のブランド開発システムと多角的な販売チャネルを基盤とした事業を展開しています。クリエイション、テクノロジー、ブランディング、マーケティングの4つの要素を融合させ、学術的なエビデンスに基づいた製品開発を行っています。

販売チャネルは、ECやカタログを活用したダイレクトマーケティング、美容室やエステを介したプロフェッショナル事業、百貨店や量販店でのリテールストア事業、そして海外展開を含むグローバル事業の計6つに分類されます。各チャネルの特性に合わせた商品展開を行うことで、幅広い顧客層へのアプローチを実現しています。

KPI

ダイレクトマーケティング事業では、当連結会計年度の売上高が37,791百万円(前期比29.5%増)、経常利益が10,625百万円(前期比61.0%増)と大幅な成長を記録しました。特にReFaブランドのヘアケアやリピート商品、SIXPADブランドの主力製品が好調に推移しています。

プロフェッショナル事業の売上高は24,757百万円(前期比29.0%増)、経常利益は4,407百万円(前期比73.6%増)となりました。リテールストア事業においても、売上高が30,387百万円(前期比55.7%増)、経常利益が3,608百万円(前期比73.3%増)と、全セグメントで高い成長を維持しています。

業績推移

売上高の推移(通期・直近4期)。FY2022 489.8億円、FY2023 601.5億円、FY2024 718.6億円、FY2025 988.1億円。498.3億円の増加

売上高の推移(通期・直近4期)。出典は kabu-insight(yfinance 由来)の通期実績で、古い期から新しい期の順に並べた。

FY2022の売上高は489.8億円。
FY2023の売上高は601.5億円。
FY2024の売上高は718.6億円。
FY2025の売上高は988.1億円。

成長ドライバー

成長の源泉は、ReFaやSIXPADといった強力なブランドの継続的な拡張と、新商品の投入による需要の創出にあります。特にヘアケア分野では、美容室向けの先行販売やSNSでの発信、TikTok Shopへの出店など、若年層やプロ層へのアプローチを強化しています。

また、宿泊施設への「ReFaルーム」設置による体験型アプローチや、医療機関・薬局での「ReD」の展開など、新たな接点の創出も成長を後押ししています。これらの施策により、ブランドの認知拡大と実売への導線を多角的に構築しています。

リスク

主なリスクとして、消費者ニーズへの適合状況や、特定のブランドおよび商品への過度な依存が挙げられます。ブランドの多角化を進める一方で、新ブランドの立ち上げには不確実性が伴うため、継続的な商品開発とマーケティングが重要となります。

また、創業者の存在による特定人物への依存や、サプライチェーンにおける地政学的リスク、原材料価格の高騰、製品の品質問題によるリコールや製造物責任の発生もリスクとして特定されています。これらに対し、組織的な経営体制の構築や、複数社購買によるリスク分散などの対策を講じています。

競合

同社は、独自のブランド開発システムを通じて、競合他社と差別化された高い品質とデザインを追求しています。特に「ReFa」や「SIXPAD」といったブランドは、特定のカテゴリーにおいて高い認知度と信頼を獲得しています。

競合環境においては、模倣品の流通によるブランド毀損や市場の喪失を防ぐため、知的財産や品質管理に徹底した姿勢を見せています。また、単一の販売経路に依存せず、B2B2Cやリテールなど多様なチャネルを網羅することで、競合に対する優位性を確保しています。

バリュエーション

2026年8月26日時点の市場データにおいて、同社の株価は9,090円となっています。この時点での時価総額は約3414.2億円と算出されています。

同社のPERは31.15倍、PBRは5.66倍となっており、市場からの評価を反映しています。また、同日のデータに基づく配当利回りは0.85%となっています。