事業モデル

同社は、室内外装品関連事業と、機械式立体駐車装置および減速機を提供する駐車場装置・減速機関連事業を展開するメーカーです。

室内外装品では、ブラインドや間仕切などの製造販売に加え、設計施工や海外展開を含む広範なサービスを提供しています。一方、駐車場関連では、独自の技術力を活かした立体駐車装置の提供と保守点検を行っています。

KPI

2025年12月期の連結業績は、売上高が42,623百万円(前期比2.9%増)、営業利益が4,411百万円(前期比1.2%増)となりました。

特に親会社株主に帰属する当期純利益は3,239百万円となり、前年同期比で15.6%の増加を記録し、過去最高益を達成しています。各事業において、価格改定やコスト低減活動が収益性の向上に寄与した結果と分析されています。

成長ドライバー

成長戦略として、電動製品や調光可能な高機能ファブリック製品など、付加価値の高い製品の拡販に注力しています。

また、自動化・省人化の流れを受けたAGV向けサーボモータの取り扱い強化や、リフォーム需要を取り込むためのM&Aやアライアンスを通じた新規市場の開拓も推進しています。2024年に稼働した技術研究棟を活用し、開発の質とスピードを向上させる体制を整えています。

リスク

建設業界の景気動向や住宅着工戸数の変動が、売上高の約84%を占める室内外装品関連事業に与える影響がリスクとして挙げられています。

また、鋼材やアルミ材といった原材料価格の変動、および為替相場の変動による経営成績への影響にも注意が必要です。これらに対し、製品の差別化、調達先の複数確保、為替予約などの対応策を講じています。

競合

同社は、独自の技術力を背景に、高品質なサービスと付加価値の高い製品提供を通じて他社との差別化を図っています。

特に室内外装品においては、機能性やデザイン性を高めたラインナップの拡充により、多様なニーズに対応する体制を構築しています。駐車場装置分野においても、高度な技術力を活かした提案営業を展開し、市場での優位性を確保しています。

バリュエーション

2026年8月17日時点の株価は2,674円であり、同日の時価総額は約536.5億円となっています。

この時点におけるPERは16.37倍、PBRは0.93倍となっており、配当利回りは5.25%を記録しています。