事業モデル
同社グループは、婦人服等の企画、製造、販売を一貫して行うアパレル関連事業を主軸としています。日本国内では直営店舗や百貨店、ECサイトを通じて複数の有力ブランドを展開し、韓国や欧州など海外市場でも独自の展開を行っています。
また、自社製品の生産を行う「生産及びOEM事業」と、グループ内子会社の物流業務を受託する「物流事業」を保有しています。これらの多角的な事業構造により、アパレル商品の企画から流通に至るまでのバリューチェーンを構築しています。
KPI
当連結会計年度におけるアパレル関連事業の売上高は544億3千8百万円となり、前年同期比で4.1%の減少となりました。一方で、物流事業の売上高は12億2千2百万円と、前年同期比で6.6%の増加を記録しています。
生産およびOEM事業における売上高は19億6千6百万円であり、前年同期比で17.3%の減少となりました。これらのセグメント別動向により、グループ全体の業績構成が形成されています。
成長ドライバー
中期経営計画において、日本国内および海外での積極的な新規出店を推進しており、すでに計画を上回るペースで店舗展開を進めています。2026年度も国内外で計16店舗の追加出店を計画しており、収益基盤の強化を図っています。
また、特定のブランド価値向上に向けたコラボレーション施策や、EC事業におけるOMO施策の推進にも注力しています。さらに、東南アジア地域での新規エリアへの販路拡大も計画に盛り込まれており、多角的な成長戦略を展開しています。
リスク
国内市場の売上割合が約50%を占めるため、個人消費の動向やファッショントレンドの急激な変化が業績に影響を及ubす可能性があります。これに対し、トレンドの影響を受けにくい皮革製品などの展開を広げることでリスク低減を図っています。
海外事業においては、売上高の約50%を占めるため、為替レートの変動や地政学的リスクへの対応が重要となります。また、独占販売契約やライセンス契約の継続に関するリスクに対し、複数の軸となるブランドを展開することで依存度の分散を図っています。
競合
同社はアパレル関連事業において、国内および海外で多様なブランドを抱えることで競争優位性を構築しています。特に「イル ビゾンテ」や「マリメッコ」といった有力ブランドの展開により、安定した顧客基盤を獲得しています。
また、特定のブランドに依存しすぎないポートフォリオ戦略をとることで、市場環境の変化に対する耐性を高めています。独自の企画力と強固な販売網を組み合わせることで、アパレル・ファッション業界における地位を確立しています。
バリュエーション
2026年8月17日時点の株価は2,668円であり、同日の時価総額は約200.9億円となっています。この時点でのPERは10.83倍、PBRは0.48倍と算出されています。
また、同日時点の配当利回りは3.74%となっております。これらの指標に基づき、現在の市場における評価を判断することが可能です。
