事業モデル
銀行業務を中核とし、リース、信用保証、証券などの多様な金融サービスを展開する地域密着型の事業モデルです。122か所の拠点を通じて預金や貸出、為替、投資信託の販売など、多岐にわたるニーズに対応しています。
グループ各社との連携により、高度な専門性を備えた総合的なソリューションを提供しています。また、子会社を通じた事務の効率化や、特定の地域における強固なネットワークを活かした顧客接点の維持が事業基盤となっています。
KPI
当連結会計年度において、銀行業セグメントは1,275億66百万円の経常収益を計上し、前年度比で大幅な増加を見せました。リース業も445億57百万円の経常収益を確保しており、安定した事業基盤を示しています。
一方で信用保証業の経常収益は29億11百万円と、前年度から減少する結果となりました。しかし、全体としては資金運用による利益や株式等関係損益の寄与により、連結経常利益は221億32百万円に達しています。
成長ドライバー
中期経営計画「Always」に基づき、成長戦略、人財戦略、経営基盤強化の三本柱を推進しています。特にDX戦略の加速と、地域課題解決型への転換を通じた付加価値の提供が今後の成長の鍵となります。
また、金利のある世界への移行を見据えた収益構造の質的向上にも取り組んでいます。資本コストや株価を意識した経営の実践により、持続的な企業価値の向上とPBRの改善を目指す方針です。
リスク
信用リスクについては、経済環境の変化に伴う貸出先の業績悪化や担保価格の下落による影響に注視しています。特に主要な営業基盤である岐阜県および愛知県の地域経済動向が、与信状況に直接的な影響を及ぼす可能性があります。
市場リスクとして、金利変動による利鞘への影響や、有価証券の価格下落、為替相場の変動などが挙げられます。また、システム障害やサイバー攻撃といったオペレーショナル・リスクへの対応も、安定的な運営に不可欠な要素とされています。
競合
地域密着型の金融機関として、特定のエリアにおける強固な顧客基盤を武器に競合他社との差別化を図っています。地元の課題解決に向けた「総合サービス業」としての立ち位置を明確にし、多様なニーズへの対応力を強化しています。
特に中小企業支援や地域経済の動向に敏感な体制を構築しており、独自のネットワークを活用した付加価値の提供が競争優位性の源泉となります。デジタル化や脱炭素化といった最新の課題に対し、機動的な対応を行うことで市場での地位を維持する方針です。
バリュエーション
現在の株価は7,380円であり、時価総額は約3,007億円となっています。PERは15.72倍と算出され、安定した収益基盤を背景とした評価が反映されています。
PBRは0.83倍となっており、今後取り組む経営効率の改善や資本コストを意識した経営により、さらなる向上を目指しています。配当利回りは0.41%と算出されており、安定的な財務基盤に基づいた株主還元の実施が計画されています。