事業モデル
当行は銀行業務を主軸とし、子会社や関連会社を通じてリース業務を含む幅広い金融サービスを提供しています。報告セグメントは銀行業単一であり、地域密着型の経営基盤を有しています。
預金を中心とした資金調達と、貸出取引や有価証券投資による運用から得られる利鞘収入を主要な収益源としています。国内業務における資金運用収益は前連結会計年度に比べ増加しており、安定的な事業構造を構築しています。
KPI
当連結会計年度において、預金残高は前年比で423億円増加し、2兆9,924億円となりました。貸出金も事業性や個人向けなど多方面の需要により、1,254億円の増加を記録しています。
収益面では、金利上昇に伴う貸出金利息等の資金収益が増加したことで、経常収益は前連結会計年度比で156億91百万円の増加となりました。有価証券ポートフォリオの改善も積極的に進められています。
成長ドライバー
「中期経営計画2026」に基づき、人財力の強化とデジタル技術の活用による生産性向上を推進しています。具体的には、AIやデジタルの積極的な活用による業務改革や、非対面チャネルの強化が含まれます。
また、地場産業への取り組み強化やコンサルティング力の高度化を通じて、顧客価値の向上を目指しています。これらの施策により、地域と産業を牽引する企業としての地位確立を図る方針です。
リスク
信用リスクについては、貸出先の経営状況悪化による不良債権の増加や、与信関係費用の増大が主な懸念事項となります。これに対し、独立した審査部門による厳格な審査と、リスク管理部門による定期的な分析を実施しています。
市場リスクに関しては、金利変動に伴う資金利益の縮小や、有価証券の価格下落による評価損の発生を注視しています。また、流動性リスクや自己資本比率の維持など、多角的なリスク管理体制の構築と高度化を進めています。
競合
当行は四国地域の経済基盤において重要な役割を担う地域金融機関としての地位を確立しています。人口減少や少子高齢化といった構造的課題に対し、独自の「四銀スタイル」によるコンサルティング力の強化で対応します。
競合環境においては、金利のある世界への移行という大きな転換期に直面しており、他行との差別化を図るため、デジタル活用と対面チャネルの融合を推進しています。地域密着型の強みを活かしつつ、高度な専門性を備えたサービス提供を目指します。
バリュエーション
最新の市場データにおいて、当社の株価は3,075円となっており、時価総額は約1232.2億円です。PERは7.04倍、PBRは0.65倍と算出されています。
配当利回りは2.92%となっており、安定した還元姿勢が見て取れます。これらの指標は、現在の市場環境における同社の評価を反映しています。