事業モデル
当行は愛媛県を中心とした地域金融機関として、預金・貸出・為替等の銀行業務を中核として展開しています。さらに、子会社を通じてリース業務やクレジットカード業務、保証業務など多岐にわたる金融サービスを提供しています。
これらの事業は「ひめぎんグループ」のブランドのもとで統合的に提供されており、地域密着型のネットワークを活用したビジネスモデルを構築しています。また、ベンチャー企業や農林水産業への投資を通じた地域支援も積極的に行っています。
KPI
当期純利益は前連結会計年度比で14億96百万円増加し、72億12百万円となりました。経営目標として、第18次中期経営計画において単体でのROE 4%程度、OHR 60%台の達成を目指しています。
また、財務健全性の指標である連結自己資本比率は8.69%を確保しており、中長期的な目標として8%以上の維持を掲げています。配当政策については、安定配当を基本としつつ、単体で配当性向30%以上を目指す方針です。
成長ドライバー
「金融プラス1」というコンセプトのもと、法人・個人向けのコンサルティングやグループの総合力を活用した収益力の強化を推進しています。特に非金利的な役務収益の拡大が重要な成長の柱となります。
また、DXの推進による生産性向上や、人的資本経営への投資を通じて組織の高度化を図っています。これらの施策により、地域におけるシェア拡大と新たな企業価値の創造を目指す方針です。
リスク
主要なリスクとして、貸出金における信用リスクおよび有価証券運用における金利・株価変動等の市場リスクを特定しています。特に地元の経済情勢の変化が貸出先の業況に与える影響を注視しています。
その他にも、金利のミスマッチによる金利リスクや、資金調達・流動性に関するリスクへの対応が必要です。さらに、サイバーセキュリティを含むシステムリスクや、規制変更に伴う事業運営への影響も重要な管理項目として位置づけられています。
競合
地域金融機関としての立ち位置において、地場産業の育成を通じた地域シェアの拡大を戦略目標に掲げています。競合環境に対し、独自のネットワークとグループの総合力を武器に差別化を図る方針です。
特に「金融プラス1」の取り組みを通じて、単なる資金供給にとどまらない付加価値を提供することで競争優位性を構築しようとしています。地域密着型の強みを活かし、顧客との信頼関係を深化させることで市場での地位を確立します。
バリュエーション
2026年8月17日時点の株価は3,190円となっており、同日のデータに基づくPERは16.61倍です。同日のデータにおけるPBRは0.83倍と算出されています。
また、同日の市場データにおける配当利回りは1.58%となっています。これらの指標に基づき、現在の市場評価を反映した経営基盤の安定性を評価する材料となります。
