事業モデル
同社は、飲食店や美容・治療院、旅館・ホテルといった地域に根差した「ローカルビジネス」を対象としたDX推進を主軸としています。SaaS型マーケティングツール「C-mo」や、コンサルティングとBPOを組み合わせた「C-mo Pro」を提供し、クライアントの業績向上を支援しています。
また、子会社を通じて自ら飲食店を運営する「リアル店舗事業」を展開しています。DX事業で培ったノウハウを実店舗運営に活かし、逆に実店舗で得られる実践的な知見をDXサービスの付加価値向上へ還元する、相互補完的なビジネスモデルを構築しています。
KPI
同社は、持続的な成長に向けた企業価値の向上を目指しており、事業拡大の観点から売上高を重要な経営指標として位置づけています。また、強固な経営基盤と高利益体質の構築に向け、営業利益および営業利益率も重要な指標として設定しています。
特に主要事業であるローカルビジネスDX事業においては、「C-mo」および「C-mo Pro」のストック売上高をKPIとしています。これにより、安定的な収益の確保と事業の持続的な成長を追求する方針です。
成長ドライバー
成長の源泉は、SaaS型ツールとコンサルティングを組み合わせた「C-mo Pro」による顧客のアップセルや、パートナー企業との連携による新規顧客の獲得にあります。特に、既存のグルメ、ビューティー、トラベルといった主要な3分野でのシェア拡大を推進しています。
さらに、2025年4月には株式会社プレディアの全株式を取得し、実店舗事業の基盤を強化しています。自社運営によるノウハウの蓄積と、それに基づくサービスの高度化が、今後の事業拡大と競争優位性の確立を支える重要な要素となります。
リスク
デジタルマーケティング市場は成長途上にあるものの、競合他社の参入や、マーケティング予算の削減、新たな規制の導入といった外部要因による影響を受ける可能性があります。また、技術革新のスピードが速いため、システムの陳腐化や、高度な技術への対応コストの増大がリスクとして挙げられます。
さらに、システムへの依存度が高いため、サーバーの停止やサイバー攻撃などのシステムトラブルが事業継続に影響を及ぼす可能性があります。また、新規事業の展開やM&A、事業提携の実施にあたっては、事前の計画通りに進まない場合や、予期せぬ問題の判明による資産の減損リスクも伴います。
競合
同社が参入するデジタルマーケティング市場は、国内外の事業者による参入が増加する可能性のある競争の激しい環境にあります。しかし、同社はローカルビジネスに特化した独自のSaaS型統合マーケティングツール「C-mo」を開発し、独自のノウハウを蓄積することで参入障壁を高めています。
競合他社との差別化要因として、単なるツールの提供に留まらず、コンサルティングやBPOを組み合わせた「C-mo Pro」による深い支援体制を構築しています。また、自ら店舗を運営する実体験に基づく知見をサービスに反映させることで、他社にはない付加価値の提供を目指しています。
バリュエーション
2026年8月19日時点の市場データにおいて、同社の株価は300円となっています。この時点での時価総額は約20.6億円(2,058,638,080円)と算出されています。
同社の株価に対する評価指標として、2026年8月19日時点のPBRは1.01倍となっています。投資判断にあたっては、これらの数値と事業の成長性をあわせて検討する必要があります。
