事業モデル
ワイヤレス・ブロードバンド関連事業を展開しており、主に家電量販店や携帯電話販売店、自社ECサイトを通じて通信サービスを提供しています。ワイヤレス・リモートサービス事業は、月額有料会員からの利用料が継続的に発生するストック型の課金モデルを採用しており、安定した収益基盤を構築しています。
同事業では、WiMAXや5G回線を用いた通信サービスに加え、保険付帯サービスやセキュリティソフトなどの周辺サービスを組み合わせて提供しています。また、子会社である株式会社FREEDiVEの買収により、モバイルWi-FiサービスのEC販売における強固な基盤を獲得し、さらなる事業拡大を図っています。
KPI
当連結会計年度において、ワイヤレス・リモートサービス事業の売上高は8,348,613千円を記録しました。このうち、通信事業に関連する売上高は8,272,635千円に達しており、主力であるWiMAXサービスが事業の柱となっています。
経営目標として、2028年12月期に向けた中期経営計画を策定しており、売上高125億円から130億円、営業利益7億円から8億円を目指しています。また、効率的な経営の指標として、ROEの目線として15%以上の継続を目標に掲げています。
成長ドライバー
成長の柱として、デジタルマーケティング事業におけるe-SIMの展開を推進しています。e-SIMは訪日客にとって利便性が高く、Web販売との相性が良いため、先行者利益の確保と新たな収益源の確保を目指しています。
さらに、販売チャネルの拡充として、既存の代理店との協業深化や、自社ECサイトでの販売強化に取り組んでいます。WiMAXを補完する新商品の投入や、海外向け・国内向けのe-SIMサービス拡充により、さらなる成長を目指す方針です。
リスク
主要なリスクとして、主力事業であるWiMAXサービスにおいて、特定の取引先への販売代理業務への依存が挙げられています。特定の取引先の方針変更や関係悪化により、事業に影響を及ぼす可能性があるため、販売チャネルの多角化を進めています。
また、独自の通信設備を持たないため、外部の通信事業者からの回線供給に依存する構造もリスク要因となります。さらに、子会社取得に伴うのれんの減損リスクや、システム障害によるサービス停止のリスクについても、適切な管理体制の構築により対応を図っています。
競合
ワイヤレス・ブロードバンド市場は競争環境が激化しており、特に主力のWiMAXサービスにおいては、他社との販売獲得競争に直面しています。これに対し、同社は販売チャネルの拡充や新サービスブランドの投入によって、競争環境への対応を図っています。
また、通信サービス単体だけでなく、保険やセキュリティ、ハードウェアの販売といった周辺サービスの拡充により、顧客単価の向上と差別化を図っています。デジタルマーケティング分野では、e-SIMの普及がまだ低い国内市場において、先行者利益の確保を目指す戦略をとっています。
バリュエーション
2026年8月19日時点の市場データにおいて、同社の株価は290円となっています。この時点での時価総額は約31.8億円(3,177,127,680円)と算出されています。
同社の株価に対する評価指標として、PERは11.31倍、PBRは1.90倍となっています。これらの数値は、2026年8月19日時点の市場データに基づいたものです。
