事業モデル
同社はイベント制作を主軸とし、ベース事業、スポーツ事業、ロイヤルイベント事業の3つの主要な領域で事業を展開しています。各事業は、企画から会場設営、演出、運営までを一貫して請け負う体制を整えています。
拠点のネットワークと現場対応力を強みとしており、顧客の要望を形にする「顧客起点」の姿勢を重視しています。特にロイヤルイベント事業では皇室ご臨渉行事、スポーツ事業では中央競技団体等のイベントを専門的に手掛けています。
KPI
当事業年度の売上高は15,138百万円に達し、前年同期と比較して10.8%の増収を記録しました。この成長の背景には、案件数および案件単価の増加が寄与しています。
営業利益は1,083百万円、当期純利益は766百万円となり、前年度の赤字から黒字へと転換しています。主要な経営指標として、売上高、営業利益、売上高営業利益率、自己資本当期純利益率(ROE)を重視しています。
成長ドライバー
成長の主な要因は、ベース事業における国際的なイベント開催に伴う案件単価の上昇と、スポーツ事業における案件数・単価の増加です。特にスポーツ事業では前年同期比で38.7%の増収を達成しています。
今後も、強固な基盤構築と人材育成の強化を通じて、現場対応力を高めることで事業成長を目指しています。顧客から最初の相談相手として選ばれる信頼関係の構築が、持続的な成長に向けた重要な戦略となっています。
リスク
事業環境として、資材価格や人件費の上昇によるコスト増加リスクを注視しており、これらへの対応が課題となっています。また、イベント需要は社会情勢や自然災害、感染症の拡大といった外部要因の影響を受けやすい特性があります。
人的資源の確保と育成も重要な経営課題として位置づけられており、優秀な人材の確保が困難な場合には業績に影響を及ぼす可能性があります。さらに、保有する土地の減損リスクや、独占禁止法を含む公的規制の遵守にも注力しています。
競合
同社はイベント制作の総合請負業者として、多様な顧客層から案件を受注する体制を構築しています。特定の競合企業を特定するのではなく、幅広い層からの案件獲得によるリスク分散を図っています。
独自の強みとして、全国の支店網を活用した「現場対応力」を掲げており、顧客の課題解決に直結するサービスを提供しています。各事業領域において、専門性の高い運営体制を構築することで、競合環境における優位性を確保しています。
バリュエーション
2026年8月19日時点の市場データにおいて、同社の株価は939円となっています。この時点での時価総額は約51.0億円と算出されています。
投資指標としては、PERが6.65倍、PBRが0.52倍となっており、配当利回りは5.38%を記録しています。これらの数値は、2026年8月19日時点の市場データに基づいた評価となります。
