事業モデル
独立系のシステムインテグレーターとして、特定のベンダーに依存しない中立的な立場から、コンサルティング、システムインテグレーション、システムマネージメントの三つの柱でサービスを展開しています。
コンサルティングでは、高度な専門知識を持つ人材がシステム設計から導入、保守までを一貫して提供し、独自の「システム検証サービス」も提供しています。また、24時間365日の稼働監視やヘルプデスクを含むシステムマネージメント、および各種パッケージの販売も行っています。
KPI
当連結会計年度の売上高は24,351百万円となり、前年同期比で6.7%の増加を記録しました。利益面でも、営業利益は2,207百万円(同18.2%増)、経常利益は2,318百万円(同18.9%増)と、いずれも前年を上回る増益となりました。
特に、コンサルティングおよびシステムインテグレーションサービスは18,742百万円、システムマネージメントサービスは5,607百万円の売上を計上しています。これらの成長は、企業のDX推進に向けたIT需要の堅調な推移を背景としています。
成長ドライバー
中期経営計画において「中核事業の拡大」「次期成長事業の創出」「事業基盤の強化」の三本柱を掲げ、企業価値の向上を目指しています。中核事業では、クラウドネイティブな開発への対応力強化や、パートナー企業との連携強化を通じて、多様な顧客ニーズへの対応力を高めています。
次期成長事業の創出に向けては、AI、IoT、ブロックチェーンといった先端技術を活用したビジネスイノベーションに取り組んでいます。また、人的資本への投資やM&Aを通じた事業投資を推進し、中長期的な事業基盤の強化とブランド力の向上を図る方針です。
リスク
事業環境の変化に伴うリスクとして、競合激化による案件価格の低下や、技術の高度化に対する対応の遅れによる競争力の低下が挙げられています。また、高度な技術を担う人材の確保・育成が困難な場合、事業活動に支障をきたす可能性があるため、採用と教育の両面で取り組んでいます。
さらに、特定の主要顧客への売上依存や、システム開発における納期・品質管理の難易度上昇、情報漏洩などのセキュリティリスクも特定されています。これらのリスクに対し、専門部署による進捗管理や、情報セキュリティ対策の強化、労務管理の充実など、多角的な対策を講じています。
競合
同社は独立系のシステムインテグレーーターとして、特定のベンダーに縛られない中立的な立場を強みとしています。この立ち位置により、顧客の業種や業態を問わず、最適なITソリューションを導き出すことが可能となっています。
市場環境としては、企業のDX推進や働き方改革に向けたIT需要が堅調に推移する一方で、競合他社との価格競争や技術競争が激化する傾向にあります。同社は、独自のノウハウや専門技術を武器に、差別化された価値提供を行うことで競争優位性の確保に努めています。
バリュエーション
2026年8月19日時点の市場データにおいて、同社の株価は1,338円、時価総額は約130.0億円となっています。この時点でのPERは7.58倍、PBRは1.12倍と算出されています。
また、同日のデータに基づく配当利回りは3.68%となっています。これらの指標は、同社の事業基盤の安定性と、将来の成長に向けた投資のバランスを反映する要素となります。
