三ツ知
Performance
株価チャート
業績・財務
業績・財務
| 売上高 | 131億円 |
| 営業利益 | 5億円 |
| 税引前利益 | 6億円 |
| 純利益 | 4億円 |
| 営業利益率 | 3.5% |
| ROE | 4.2% |
| ROA | 2.5% |
| 自己資本比率 | 60.7% |
| 総資産 | 165億円 |
| 純資産 | 100億円 |
業績推移
売上・利益の推移
ROE・ROA の推移
詳細指標
詳細指標
| ROIC | — |
| ROE | — |
| ROA | — |
| FCFマージン | — |
| 粗利益率 | — |
| 営業利益率 | — |
| 営業CFマージン | — |
| 配当性向 | — |
| 配当成長率(3年) | — |
| Net Debt/EBITDA | — |
| 実効税率 | — |
| 自社株買い傾向 | — |
バランスシート
バランスシート
| ネットキャッシュ | -8億円 |
| NC比率 | -24.2% |
| 流動資産 | 101億円 |
| 有価証券 | 5億円 |
| 現金 | 47億円 |
| 負債総額 | 59億円 |
| 時価総額(BS時点) | 32億円 |
企業レポート分析
ビジネスモデル
同社グループは、冷間鍛造をコア技術として自動車部品向けのカスタムファスナーの製造・販売を主軸としています。製品はシート用、ウインドウレギュレーター用、ロック用といった機能部品が中心であり、高い品質と生産性を両立する技術を有しています。 製造工程においては、設計・試作段階での工程削減や、切削レスによる工程変更の提案を通じて、得意先へのコスト低減と付加価値の提供を両立する体制を構築しています。また、自動車分野以外にも、精密機械金型や非自動車用部品の提供も手掛けています。
主要KPI
当連結会計年度における売上高は124億11百万円となり、前年同期比で5.6%の減収となりました。一方で、生産実績は129億5万7千円を記録しており、販売価格の変動やセグメント間の動向が反映されています。 利益面では、全社的な原価低減活動に取り組んだものの、営業利益は1億6百万円(前年同期比77.1%減)に留まりました。固定資産の減損損失の計上等により、当期純損失を計上する厳しい結果となっています。
成長ドライバー
中期経営計画「ビジョン24」に基づき、2027年6月期には売上高140億円、営業利益率5%の達成を目指しています。特に、タイ、米国、中国、インドの各拠点を活用した海外事業の最適化と、量産体制の確立が成長の鍵となります。 また、自社開発の特殊ファスナー「クイックシリーズ」の用途拡大や、水素配方コネクターといった新規事業の開拓にも注力しています。さらに、DXの推進による製造現場の可視化や、高度な技術力を要する難加工品への挑戦を通じて、競争優位性の確立を図る方針です。
リスク
主要な売上構成比の約82.7%を自動車部品が占めており、自動車の生産動向やモデルチェンジ、仕入価格の変動が経営に直接的な影響を及ぼす構造です。特に、得意先からの厳しい価格引き下げ要請への対応が、収益性を維持するための重要な課題となっています。 海外展開の加速に伴い、為替レートの変動や各地域の政治・経済状況、法規制の変更といった不確実なリスクも内包しています。また、原材料である鋼材の価格高騰が販売価格へ転嫁できない場合、利益を圧迫する要因となる可能性があるため、安定的な供給網の確保に努めています。
競合
自動車部品業界は非常に競争が激しく、完成車メーカーからのコスト削減要求が常態化している環境にあります。同社は、単なる量産だけでなく、高度な技術力を要する「難加工品」への挑戦を通じて、他社との差別化を図る戦略をとっています。 競合他社との差別化の源泉は、冷間鍛造技術をベースとした高付加価値製品の提供と、設計段階からの提案による原価低減策の提示にあります。これらの取り組みにより、価格競争の激しい市場において、独自のポジションを確保し、採算の確保を目指しています。
バリュエーション
2026年8月25日時点の市場データにおいて、同社の株価は675円、時価総額は約31.8億円となっています。この時点でのPERは97.14倍、PBRは0.31倍と算出されています。 配当利回りは2.94%となっており、投資家に対して一定の還元姿勢を示しています。PBRが1倍を大きく下回る水準にあることから、今後の事業構造改革や収益力の改善が、企業価値の再評価に向けた重要な焦点となります。