阿波製紙
Performance
株価チャート
業績・財務
業績・財務
| 売上高 | 171億円 |
| 営業利益 | 4億円 |
| 税引前利益 | 2億円 |
| 純利益 | 3,587万円 |
| 営業利益率 | 2.5% |
| ROE | 0.7% |
| ROA | 0.1% |
| 自己資本比率 | 19.8% |
| 総資産 | 272億円 |
| 純資産 | 54億円 |
業績推移
売上・利益の推移
ROE・ROA の推移
詳細指標
詳細指標
| ROIC | — |
| ROE | — |
| ROA | — |
| FCFマージン | — |
| 粗利益率 | — |
| 営業利益率 | — |
| 営業CFマージン | — |
| 配当性向 | — |
| 配当成長率(3年) | — |
| Net Debt/EBITDA | — |
| 実効税率 | — |
| 自社株買い傾向 | — |
バランスシート
バランスシート
| ネットキャッシュ | -179億円 |
| NC比率 | -426.7% |
| 流動資産 | 109億円 |
| 有価証券 | 4億円 |
| 現金 | 19億円 |
| 負債総額 | 201億円 |
| 時価総額(BS時点) | 42億円 |
企業レポート分析
ビジネスモデル
同社は、独自の技術を基盤とした機能紙および不織布の開発・製造・販売を主軸としています。特に自動車関連資材では、エンジン用濾材やクラッチ板用摩擦材原紙など、動力部分に不可欠な製品を長年提供しています。 水処理関連資材では、海水淡水化や廃水処理に用いられる分離膜支持体用不織布を展開しています。これらの製品は、高度な水処理技術に欠かせない役割を担っており、世界的な水資源問題への対応という大きな市場背景を背景に展開されています。
主要KPI
当連結会計年度の売上高は17,124百万円となり、前年同期比で6.3%の増加を記録しました。この成長は、北米市場での好調な販売や円安の追い風、および水処理関連資材の拡販が寄与した結果と分析されています。 利益面では、原材料価格の上昇に伴う販売価格の改定や経費削減の取り組みにより、営業利益は432百万円(前年同期比21.9%増)、経常利益は279百万円(前年同期比8.5%増)となりました。一方で、当期純利益は35百万円と、前年同期比で減少しています。
成長ドライバー
成長の柱として、2025年3月に竣工した新小松島工場の稼働による生産能力の向上と、供給体制の強化を推進しています。これにより、特に需要が拡大する逆浸透膜支持体用不織布の安定供給と生産効率の向上を図っています。 また、次世代中核商品の開発として、EV(電気自動車)の普及に伴う熱課題に対応する断熱材ブランド「M-thermo」の販路拡大を進めています。研究開発体制の強化と提案型営業の推進により、高度化する顧客ニーズへの対応と新領域への進出を加速させる方針です。
リスク
事業環境としては、自動車の電動化の進展に伴う既存のエンジン用濾材などの需要減少や、水処理分野における競合他社との競争激化がリスクとして挙げられます。また、原材料の海外調達における為替変動や、地政学的リスク、米国関税政策の影響も懸念される要因です。 国内生産拠点が特定の地域に集中していることによる自然災害や、人手不足による高度な技術の承継への影響も課題として認識されています。これらに対し、同社は新工場の稼働による生産体制の再構築や、多角的な製品開発による事業ポートフォリオの分散化で対応を図っています。
競合
同社は、自動車関連資材および水処理関連資材の二大分野において、独自の技術と品質の安定性、納期対応力を強みとしています。特に水処理分野では、世界的な水資源問題の深刻化を背景に、高度な技術を要する分離膜支持体などの分野で強固な地位を築いています。 競合他社との競争に対しては、単なる製品提供に留まらず、顧客の課題解決に寄り添う提案型営業や、技術支援機能の提供を通じて差別化を図っています。また、新工場の稼働や研究開発の強化を通じて、競合に対する優位性の確立と、より高い付加価値の提供を目指しています。
バリュエーション
2026年8月25日時点の市場データにおいて、同社の株価は396円となっています。この時点での時価総額は約39.8億円と算出されています。 投資指標としては、PERが5.32倍、PBRが0.61倍となっており、割安な水準で評価されています。これらの数値は、2026年8月25日時点の市場データに基づいたものです。