クラウドワークス
Performance
株価チャート
業績・財務
業績・財務
| 売上高 | 227億円 |
| 営業利益 | 18億円 |
| 税引前利益 | 6億円 |
| 純利益 | -3億円 |
| 営業利益率 | 7.8% |
| ROE | -3.9% |
| ROA | -1.6% |
| 自己資本比率 | 42.0% |
| 総資産 | 157億円 |
| 純資産 | 66億円 |
業績推移
売上・利益の推移
ROE・ROA の推移
詳細指標
詳細指標
| ROIC | — |
| ROE | — |
| ROA | — |
| FCFマージン | — |
| 粗利益率 | — |
| 営業利益率 | — |
| 営業CFマージン | — |
| 配当性向 | — |
| 配当成長率(3年) | — |
| Net Debt/EBITDA | — |
| 実効税率 | — |
| 自社株買い傾向 | — |
バランスシート
バランスシート
| ネットキャッシュ | -9億円 |
| NC比率 | -8.4% |
| 流動資産 | 104億円 |
| 有価証券 | — |
| 現金 | 72億円 |
| 負債総額 | 81億円 |
| 時価総額(BS時点) | 109億円 |
企業レポート分析
ビジネスモデル
同社は「個のためのインフラ」をミッションに掲げ、フリーランス向けマッチングプラットフォームとDXコンサルティングの二本柱で事業を展開しています。マッチング事業は、システム型のプラットフォーム領域と、エージェントによるサポート型領域に分かれ、それぞれ異なる収益構造を持っています。 ビジネス向けSaaS事業では、工数管理ツール「クラウドログ」を中心に企業の生産性向上を支援しており、導入社数は累計900社を超えています。DXコンサルティング事業では、専門のコンサルタントと高度なスキルを持つフリーランス、およびM&Aで獲得した技術力を組み合わせた一気通貫の提供体制を構築しています。
主要KPI
2025年9月末時点で、登録ユーザー数は743.8万人(前年同期比+71.6万人)、登録クライアント数は107.2万社(前年同期比+6.6万社)に達しています。これら大規模なデータベースは、同社の主要な経営アセットとして機能しています。 マッチング事業の売上高は21,439,733千円(前年同期比32.1%増)、ビジネス向けSaaS事業の売上高は1,097,963千円(前年同期比42.8%増)となりました。特にSaaS事業では、前期の赤字から黒字へと転換しており、成長と収益性の向上が確認されています。
成長ドライバー
同社は「コンサルの民主化」を掲げ、高度なスキルを持つフリーランスと専門コンサルタントを組み合わせたハイブリッド型モデルで中長期的な成長を目指しています。DXコンサルティング事業への積極的な投資により、2026年9月期には最大25.5億円の成長投資を行う方針です。 また、ブランド統合による「クラウドワークス コンサルティング」の設立や、専門性の高い人材の確保に向けた独自の評価制度の設計など、組織体制の強化も推進しています。これらの施策により、AIや人手不足といった市場環境の変化を追い風に変え、高収益な事業構造への転換を図っています。
リスク
AI技術の急速な進展やオフィス回帰の加速に伴うリモートワーカー需要の変容が、既存のマッチング事業における成長鈍化を招くリスクがあります。これに対し、同社はDXコンサルティングへの構造改革を進めていますが、この移行が計画通りに進まない場合は業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、高度なスキルを持つ人材の獲得競争の激化や、広告単価の上昇によるユーザー獲得コストの増大もリスク要因として挙げられています。さらに、DX事業の急拡大に伴う組織設計の遅れや、プラットフォーム上での不適切な取引による信頼毀損など、多角的なリスクへの対応が求められる状況にあります。
競合
同社は国内最大級のフリーランスマッチングプラットフォームを保有しており、高い認知度とSEOを武器とした効率的な人材獲得体制を構築しています。競合他社との差別化として、単なるマッチングにとどまらない「コンサルティング」の要素を付加し、顧客課題への直接的な解決策を提供する姿勢を強めています。 特にDXコンサルティング領域では、自社のプラットフォームとM&Aで獲得した技術力を融合させることで、競合他社に対する優位性を構築しようとしています。また、SaaS事業においても、特定の機能に特化したツール提供を通じて企業の生産性向上を支援し、独自のポジションを確立しています。
バリュエーション
2026年8月7日時点の株価は707円であり、同日の時価総額は約110.2億円となっています。この時点におけるPBRは1.65倍と算出されています。 投資判断に際しては、DXコンサルティングへの先行投資に伴う一時的な営業損失の見込みや、人材確保の進捗状況を注視する必要があります。同社は将来的な売上1,000億円、営業利益100億円以上の達成を目指しており、そのための構造改革が評価の鍵となります。