大谷工業
Performance
株価チャート
業績・財務
業績・財務
| 売上高 | 79億円 |
| 営業利益 | 5億円 |
| 税引前利益 | 5億円 |
| 純利益 | 4億円 |
| 営業利益率 | 6.0% |
| ROE | 9.1% |
| ROA | 4.9% |
| 自己資本比率 | 53.9% |
| 総資産 | 76億円 |
| 純資産 | 41億円 |
業績推移
売上・利益の推移
ROE・ROA の推移
詳細指標
詳細指標
| ROIC | — |
| ROE | — |
| ROA | — |
| FCFマージン | — |
| 粗利益率 | — |
| 営業利益率 | — |
| 営業CFマージン | — |
| 配当性向 | — |
| 配当成長率(3年) | — |
| Net Debt/EBITDA | — |
| 実効税率 | — |
| 自社株買い傾向 | — |
バランスシート
バランスシート
| ネットキャッシュ | -22億円 |
| NC比率 | -56.9% |
| 流動資産 | 51億円 |
| 有価証券 | 2億円 |
| 現金 | 12億円 |
| 負債総額 | 36億円 |
| 時価総額(BS時点) | 39億円 |
企業レポート分析
ビジネスモデル
同社は電力通信部門と建材部門の2つの主要事業を展開しています。電力通信部門では、架線金物や鉄塔・鉄構などの基幹インフラに不可欠な製品を製造・販売しており、高い信頼性が求められる市場で強固な地位を築いています。 建材部門においては、建築用スタッドや免震ベースプレートの提供を行っています。これらの事業は、電力会社や通信会社、建設会社といった特定の顧客基盤に対し、高度な金属加工技術とノウハウを活かした製品を提供することで成り立っています。
主要KPI
当事業年度の売上高は7,525百万円となり、前年同期と比較して4.7%の減少となりました。一方で、電力通信部門の売上高は4,848百万円と微減にとどまり、同部門の強固な基盤が示されています。 生産実績については、電力通信部門で3,381,553千円、建材部門で1,244,695千円を記録しています。受注状況を見ると、建材部門の受注残高が前年同期比で64.1%と大幅に増加しており、今後の売上への寄与が期待される動きが見て取れます。
成長ドライバー
成長の源泉は、顧客ニーズに応えるための「提案型」営業の推進と、技術力を活かした新製品の開発にあります。特に電力通信分野では、カーボンニュートラルやエネルギー安全保障への対応といった社会動向の変化に合わせたビジネス展開を模索しています。 また、建材部門においても、現場の安全性向上やコスト低減に向けたVE・VA提案を積極的に実施しています。新設された富山呉羽工場による生産の合理化や、若手層への技術継承を含む高度な金属加工技術の活用が、中長期的な成長を支える重要な要素となります。
リスク
原材料や副資材、外注加工品の価格高騰は、製造コストの上昇を通じて収益性を圧迫するリスクとして認識されています。これに対し、同社は仕入先との良好な関係構築と市況のモニタリングを通じてサプライチェーンの安定化を図っています。 また、建設業界における人手不足や資材価格の高騰といった構造的な変化への対応も課題です。さらに、工事案件における設計変更に伴う価格交渉の難航や、物流費の上昇による利益への影響など、外部環境の変化に対する柔軟な対応が求められる状況にあります。
競合
同社は電力・通信インフラおよび建設資材という、極めて高い信頼性が要求される市場において独自の地位を築いています。特に電力・通信分野では、高度な金属加工技術と長年のノウハウを武器に、主要な電力会社等との強固な関係を構築しています。 建材分野においても、単なる資材供給にとどまらず、現場の作業性向上やコスト低減といった付加価値提案を行うことで差別化を図っています。競合他社と比較して、特定のインフラ基盤を支える技術的信頼性と、顧客ニーズへの迅速な対応力が競争優位性の源泉となっています。
バリュエーション
最新の市場データにおいて、同社の株価は4,970円となっており、時価総額は約39.0億円です。PERは13.15倍、PBRは0.89倍と算出されており、現在の市場評価を反映しています。 配当利回りは1.20%となっており、安定的な経営基盤に基づいた株主還元が行われています。これらの指標は、同社が持つ強固な事業基盤と、インフラ関連という安定性の高い事業構造を背景とした評価を反映しているものと考えられます。