ダブル・スコープ
Performance
株価チャート
業績・財務
業績・財務
| 売上高 | 36億円 |
| 営業利益 | -49億円 |
| 税引前利益 | -125億円 |
| 純利益 | -125億円 |
| 営業利益率 | -135.5% |
| ROE | -30.5% |
| ROA | -24.0% |
| 自己資本比率 | 78.7% |
| 総資産 | 520億円 |
| 純資産 | 409億円 |
業績推移
売上・利益の推移
ROE・ROA の推移
詳細指標
詳細指標
| ROIC | — |
| ROE | — |
| ROA | — |
| FCFマージン | — |
| 粗利益率 | — |
| 営業利益率 | — |
| 営業CFマージン | — |
| 配当性向 | — |
| 配当成長率(3年) | — |
| Net Debt/EBITDA | — |
| 実効税率 | — |
| 自社株買い傾向 | — |
バランスシート
バランスシート
| ネットキャッシュ | 238億円 |
| NC比率 | 225.6% |
| 流動資産 | 39億円 |
| 有価証券 | 346億円 |
| 現金 | 3億円 |
| 負債総額 | 111億円 |
| 時価総額(BS時点) | 106億円 |
企業レポート分析
ビジネスモデル
同社はリチウムイオン二次電池用セパレータおよびイオン交換膜の製造・販売を主たる事業として展開しています。セパレータは電池の安全性を担う中核部品であり、高度な高分子設計や数ミクロン単位の厚さ管理といった高度な技術が求められる分野です。 近年はセパレータで培った成膜技術を応用し、イオン交換膜事業を新規事業として立ち上げました。この事業では、リチウム精製プラント向けなどの用途に向けた製品提供を開始しており、今後さらに水処理や水電解分野への参入も計画しています。
主要KPI
当連結会計年度におけるセパレータ事業の売上高は2,211百万円となり、イオン交換膜事業の売上高は1,419百万円を記録しました。両事業を合わせた連結売上高は3,630百万円となっており、前年度と比較して大幅な減少を見せています。 一方で、研究開発活動については、次世代セパレータやイオン交換膜の新規素材開発に向けた積極的な投資が行われています。当連結会計年度における研究開発費の総額は669百万円に達しており、技術革新への注力が継続されています。
成長ドライバー
成長の柱として、リチウムイオン二次電池の需要拡大に伴うセパレータの高度化と、新規事業であるイオン交換膜の展開が挙げられます。特にイオン交換膜は、既存の成膜技術を活かすことで高い価格競争力を有しており、すでに一部の案件で採用が進んでいます。 また、将来的な成長に向けた戦略として、ESS(エナジー・ストレージ・システム)向けなど、用途の多様化や製品の高度化を進めています。特に2026年以降を見据えた新規案件の獲得や、生産設備の改良によるコスト削減を通じた競争力の強化が期待されています。
リスク
事業構造において、セパレータ事業への高い売上依存度と、特定顧客に対する売上の集中がリスク要因として挙げられています。特に主要な一社が売上高の51.5%を占めており、当該顧客の動向が経営成績に大きな影響を与える可能性があります。 また、原材料であるポリオレフィンの価格変動や、競合他社との技術・コスト競争も重要な課題です。さらに、急速な技術革新による製品の陳腐化リスクや、海外生産拠点における地政学的リスクなど、多角的な要因が経営環境に影響を及ぼす可能性があります。
競合
リチウムイオン二次電池用セパレータの市場は、大手企業が多くのシェアを占める競争の激しい環境にあります。同社は後発企業として、これらの大手企業に対し技術力やコスト面での優位性を確立することで対抗する構図となっています。 競合他社はより大きな顧客基盤や豊富な資源を有しており、技術革新のスピードや製品の安価な提供が競争力の鍵となります。同社は独自のメンブレン技術を武器に、高度な仕様への対応能力を高めることで市場での地位確保を図っています。
バリュエーション
最新の市場データにおいて、同社の株価は189円となっています。この価格に基づいた現在の市場評価を反映した数値です。 投資判断にあたっては、セパレータ事業の回復見通しやイオン交換膜事業の成長性、および上場維持に向けた経営改善策の進捗が注目されます。同社は現在、将来の成長に向けた設備投資と財務基盤の強化を並行して進めるフェーズにあります。