愛三工業
Performance
株価チャート
業績・財務
業績・財務
| 売上高 | 3,308億円 |
| 営業利益 | 183億円 |
| 税引前利益 | 210億円 |
| 純利益 | 131億円 |
| 営業利益率 | 5.5% |
| ROE | 9.2% |
| ROA | 4.2% |
| 自己資本比率 | 45.5% |
| 総資産 | 3,115億円 |
| 純資産 | 1,419億円 |
業績推移
売上・利益の推移
ROE・ROA の推移
詳細指標
詳細指標
| ROIC | — |
| ROE | — |
| ROA | — |
| FCFマージン | — |
| 粗利益率 | — |
| 営業利益率 | — |
| 営業CFマージン | — |
| 配当性向 | — |
| 配当成長率(3年) | — |
| Net Debt/EBITDA | — |
| 実効税率 | — |
| 自社株買い傾向 | — |
バランスシート
バランスシート
| ネットキャッシュ | -748億円 |
| NC比率 | -75.6% |
| 流動資産 | 1,862億円 |
| 有価証券 | 27億円 |
| 現金 | 877億円 |
| 負債総額 | 1,651億円 |
| 時価総額(BS時点) | 989億円 |
企業レポート分析
ビジネスモデル
同社は自動車部品の製造・販売を主軸としており、燃料ポンプモジュールやスロットルボデーといったエンジン関連の重要機能部品を主力として展開しています。これらの製品は世界各地で生産・販売されており、グローバルな供給体制を構築しています。 また、近年では電動化製品の開発やクリーンエネルギー活用技術の向上にも注力しており、燃料電池システムやアンモニア・水素発電システムの開発を進めています。さらに、製造業向けに協働ロボットなどのものづくりソリューションを提供するなど、事業領域の多角化を図っています。
主要KPI
当連結会計年度の売上高は330,834百万円となり、前年同期比で1.9%の減収となりました。一方で、日本市場では販売数量の増加により売上高が139,595百万円(4.5%増)、営業利益が3,160百万円(36.3%増)と堅調に推移しています。 アジア市場では売上高が136,979百万円(5.8%減)となったものの、営業利益は9,366百万円(20.0%増)と収益性が改善しました。米州および欧州においても、それぞれ異なる要因により売上高や営業利益の変動が見られ、地域ごとに多様な経営環境に対応しています。
成長ドライバー
中期経営計画において、同社は2027年度に向けた売上高3,500億円、営業利益率7.7%、ROE12.0%という野心的な目標を掲げています。特に電動化製品の推進においては、バスバーエンドや分岐ボックスなどの量産準備を進め、リソースを集中投下することで資本効率を高める方針です。 また、燃料ポンプモジュール事業の自社生産化への移行や、トライス社の完全子会社化による技術融合も成長の鍵となります。さらに、アンモニア・水素発電といった次世代エネルギー分野での実証実験を通じ、将来的な非モビリティ領域への展開も見込んでいます。
リスク
主要な販売先であるトヨタ自動車との取引が売上高の約50%を占めており、同社の動向が業績に与える影響は極めて大きいと言えます。また、世界規模での事業展開に伴い、為替レートの変動や各国の政治的要因、関税、地政学的リスクなどが経営成績に直接的な影響を及ぼす可能性があります。 さらに、自動車業界における急速な電動化への対応遅れや、原材料・部品の価格高騰によるコスト増も重要な懸念事項です。製品の品質管理に関する不備によるリコールや訴訟、さらにはサイバーセキュリティ等のリスクにも、多角的な対策を講じて取り組んでいます。
競合
自動車部品業界は非常に厳しい価格競争に直面しており、同社は生産性向上や最適調達を通じたコスト低減でこれに対抗しています。特にエンジン領域では、燃料ポンプモジュールなどの重要機能部品において世界No.1の製品を目指す戦略を推進しています。 電動化分野においては、競合他社との差別化を図るため、独自の技術ノウハウの蓄積と知的財産の保護に注力しています。また、外部との連携強化や子会社とのシナジー創出を通じて、競争環境の変化に対応できる強固な収益基盤の構築を目指しています。
バリュエーション
最新の市場データにおいて、同社の株価は1,897円(2026年6月30日時点)となっています。この価格に基づいた現在の市場評価を反映した数値です。 投資判断にあたっては、中期経営計画で掲げられた高い目標達成に向けた進捗や、電動化・クリーンエネルギー分野での技術的優位性の確立が重要となります。