穴吹興産
Performance
株価チャート
業績・財務
業績・財務
| 売上高 | 1,310億円 |
| 営業利益 | 57億円 |
| 税引前利益 | 56億円 |
| 純利益 | 37億円 |
| 営業利益率 | 4.3% |
| ROE | 8.5% |
| ROA | 2.5% |
| 自己資本比率 | 29.4% |
| 総資産 | 1,481億円 |
| 純資産 | 436億円 |
業績推移
売上・利益の推移
ROE・ROA の推移
詳細指標
詳細指標
| ROIC | — |
| ROE | — |
| ROA | — |
| FCFマージン | — |
| 粗利益率 | — |
| 営業利益率 | — |
| 営業CFマージン | — |
| 配当性向 | — |
| 配当成長率(3年) | — |
| Net Debt/EBITDA | — |
| 実効税率 | — |
| 自社株買い傾向 | — |
バランスシート
バランスシート
| ネットキャッシュ | -818億円 |
| NC比率 | -331.9% |
| 流動資産 | 1,181億円 |
| 有価証券 | 32億円 |
| 現金 | 151億円 |
| 負債総額 | 1,001億円 |
| 時価総額(BS時点) | 247億円 |
企業レポート分析
ビジネスモデル
不動産関連事業を主軸とし、分譲マンション事業を中心に中古マンション買取再販や不動産仲介、賃貸事業を展開しています。また、人材派遣やアウトソーシングを含む人材サービス、ホテルやアリーナ運営などの施設運営、介護医療、小売流通、エネルギーといった多角的な事業ポートフォリオを構築しています。 これらの事業は、地域密着型の経営戦略に基づき、各地域で独自の価値を提供することで競争優位性を確保する構造となっています。特に不動産事業においては、独自のブランド「あなぶき」を確立し、多様な事業セグメントを連携させることで、顧客のライフサイクルに合わせたトータルな価値提供を目指しています。
主要KPI
不動産関連事業では、分譲マンションの売上戸数1,848戸(前年比8.9%減)を記録しつつ、未契約完成在庫を15期連続でゼロに抑えるなど、高い販売管理能力を維持しています。また、人材サービス関連事業では、売上高5,932百万円(前年比5.3%増)、営業利益271百万円(同18.6%増)と、労働力不足を背景とした需要を取り込んでいます。 施設運営事業では、売上高7,725百万円(同10.8%増)、営業利益96百万円(同581.1%増)と大幅な成長を見せています。介護医療関連事業においても、売上高6,982百万円(同11.0%増)と成長を遂げており、多角的な事業展開が収益の多層化に寄与しています。
成長ドライバー
成長の源泉は、既存の不動産事業における「中古マンション買取再販」や「仲介事業」の強化、および「リゾート開発」や「再エネ・物流施設の開発」といった新規事業の加速にあります。これらの事業は、不動産関連事業の第2、第3の柱として、中長期的な事業基盤の安定化を担うことが期待されています。 また、海外事業においては、東南アジアでの地域密着型ビジネスモデルの確立に加え、米国など新たなマーケットへの進出にも挑戦しています。さらに、デジタル技術を活用した24時間365日対応のオンライン販売システムの導入など、販売手法の高度化も成長を支える重要な要素となっています。
リスク
不動産事業においては、金利動向や住宅ローン金利の変動、建築資材・設備の高騰といった外部環境の変化が、消費者の購買心理や事業の収益性に直接的な影響を及ぼすリスクがあります。また、分譲マンション事業は引渡時期によって経営成績に偏りが生じやすく、工期の遅延が業績に影響を及ぼす可能性も含まれています。 財務面では、不動産事業における土地仕入れや建設資金の調達に伴う有利子負債への依存が課題となります。しかし、同社は有利子負債比率を50%以下、自己資本比率を30%以上に保つことを目標に掲げており、財務体質の健全化に向けた取り組みを継続しています。
競合
同社は、かつて同一のルーツを持つ企業との競合関係にありますが、2002年にブランドを「あなぶき」へ変更し、独自のブランド価値を確立することで差別化を図っています。競合他社との競争が激化するなか、独自のブランド構築と、地域密着型の強みを活かした多角的なサービス提供により、独自の立ち位置を確保しています。 特に、単一の不動産販売に留まらず、人材、施設運営、介護といった周辺領域を統合した「住まい+α」の価値提案を行うことで、競合他社との差別化を推進しています。この多角的な事業基盤の活用が、地域における競争優位性を維持するための重要な戦略となっています。
バリュエーション
2026年8月26日時点の市場データにおいて、同社の株価は2,336円となっており、時価総額は約250.2億円です。この時点でのPERは4.64倍、PBRは0.52倍と、比較的割安な水準で評価されています。 また、同日のデータに基づく配当利回りは3.41%となっており、安定した配当水準を維持しています。これらの指標は、同社が持つ多角的な事業基盤と、安定した経営基盤を反映した評価を反映しているものとみられます。